ロンドンからヘルシンキへ 思いもよらぬ事態

この日は移動日。ヒースロー13時50分発、18時47分にヴァンター着のフィンエアーに乗ります。ロンドンには4泊したのですが、やっぱり言葉がわからない国での滞在は疲れますね。最終日にはそろそろ帰りたいなーという気持ちがちょうど湧いてきて、ナイスな滞在日程だったなと思いました。ずっと妹がアテンドしてくれたし、90%以上日本語で喋ってくれているのに不思議。パッキングを済ませ、妹に寮の最寄り駅まで送ってもらい空港へ向かいます。チェックインはいつものごとくオンラインでしていたのですが、手荷物の預け入れも自動だったのにはびっくりでした。全然並ばなくていいし、簡単だし、中部国際空港にも早く導入して欲しい。

飛行機の待合場に着くと、徐々に周りからフィンランド語が聞こえてきて、フィンランドが近づいてきていることを実感します。1年半ぶりのフィンランド。イギリスで言葉に疲れていたからか、フィンランド語大丈夫かな〜と若干不安になりながら飛行機に乗り込みました。ヒースローからヴァンターまでは約3時間。フィンランドに着いた頃にはすっかり夜で、移動しただけなのに若干疲れ気味。ここからAirbnbで予約した部屋があるカッリオに向かいます。私がフィンランドによく訪れていた頃は空港から中央駅へのアクセスは市バスかフィンエアーバスくらいしか選択肢がなかったのですが、2015年に鉄道が通り今はとても便利。大体30分くらいかな。中央駅に着いたらメトロに乗り換えハカニエミに行き徒歩で宿泊先へ。ここから今回の旅最大のハプニングが起こります。教えてもらっていた住所近辺に着いてホストに電話をかけたのですが、でない… ??

もう一度かける…でない。


え、マジか(;゚Д゚) 


確かに3日前に到着予定時間のメッセージを送ったのに返事が来なくて、若干不安がよぎっていたけれど、お金も払っていたし、まさかここにきて部屋が取れていないなんてことある?いやーあるんですねこれが。今となってはちょっと面白いお土産話ですが、その瞬間は本当に焦った。夜だったし、宿無しはヤバイ。とりあえず、寒いしお腹も空いたし、近くにあったマクドナルドでポテトを食べつつAirbnbにメール。送った後に日本は夜中の3時だと気づき、諦めてすぐ近くのホテルをネットから予約しこの日はそこに泊まることに。とにかく翌日からの部屋も確保しないといけなかったので、Airbnbで滞在中連泊できる別の部屋を探して即予約。その後、泥のように眠りにつきました。

今改めて思うのが、このハプニングが起きた場所がフィンランドで本当に良かったということ。イギリスだったら終わってた。土地勘があって言葉が少しでもわかるだけで、だいぶ強いです。  初めてAirbnbで部屋を予約したのですが、ホストからメッセージの返信がない場合は要注意だということを学びました。返金とか補填とかも手間もかかるし、おや?と思ったら、なるべく早く見切りをつけるべきですね。

写真はフィンランド初日に慌てて予約したスカンディックから見たハカニエミ市場。途方に暮れて入ったマクドナルドのから100m、徒歩1分のホテルです。午前中はカフェとかパンやフルーツを売るテントが出ていて賑やかなので、当初の予定では、ここへ朝ごはんを食べに行く日があってもいいかなと思っていたのですが、予約し直した部屋があるエリアからはメトロで10分くらいかかるので、真っ暗な朝にわざわざ行く元気もなく。ハカニエミの写真はホテルの部屋から撮影した、お店がまだ何も出ていない時間のこの一枚だけになってしまいました。