ロンドンその2 クランペットにハマる

到着翌日は元旦。大きいお店以外は開いていないだろうということで、舞台のチケットをあらかじめ予約していました(というか妹に取ってもらった)午前中は時間に余裕があったので、朝食にパンと紅茶をいただきながら予定をチェックしていたのですが、この時、妹が出してくれたのがクランペットというパン。これがものすごく美味しかったのです。イングリッシュマフィンをもっと分厚くしてモチモチさせた感じ。軽くトーストしてバターを塗ると最高。日本でも手に入れられるのかな〜と検索したら成城石井で取り扱いがあるようです。レシピも簡単そうなので、今度自分で作ってみるのもいいかも。Wikipediaを見てみると、このクランペット、イングランドとスコットランドでは違うものを指すらしい。イングランドでは、私が今回食べたこのモチっとした丸いパン。スコットランドでは薄いパンケーキのようなものみたいです。丸いクランペットは、ロンドンのスーパーではよく見かける一般的なものだそうで、色々なメーカーのものがありました。

準備を済ませ、オックスフォードサーカスへ向けて出発。まずはユニクロ×マリメッコをチェックしに行きました。2019年11月28日から発売開始したコラボ第二弾。日本では販売がなかったため、ロンドンで見に行くのを楽しみにしていたのです。しかしながら、ちょっと読みが甘かった。まだ発売から1ヶ月ちょっとだし、在庫も結構あるのかなと思っていたけれど、気になっていたワンピースやシャツ類はほぼ売り切れ状態。今回のコラボはマリメッコを代表するパターンを使ったものが多かったので、人気も高かったのでしょうか。日本が販売エリアに入っていないことを知った時はホウと思いましたが、そりゃそうですよね。雑貨や服飾小物でマリメッコという名前は既に広まりつつある日本で、お買い得なコラボ服を販売するという方法を使いプロモーションするメリットがない。フィンランドにもユニクロの店舗はないから、オンラインショップでしか買えないですし。簡単に買えないということは希少価値が上がるし、話題になるので売らなくても広告できてしまっているという。そこを狙っているのかまでは勿論わからないんですけどね。実際私も一枚ワンピース買っちゃいましたが、多分日本で販売してたら人と被りまくりそうだし、手を出さない気がします。羽織としても着れそうなKivetのシャツワンピ。Lサイズしかなかったけれど、試着したら大丈夫そうだったので仕事用にと思って購入。あとはマリメッコと全く関係ないですが、パジャマを持ってくるのを忘れたのでそれも買いました。セールで£12くらいだったかな。

さて、買い物欲も治ったところで、ここのパンケーキを食べたいという妹に連れられ、イギリスのファミレス的カフェBill'sへ。私たちの訪れたSoho店以外にも店舗が沢山ありました。チェーンなので土日祝日も時間は短いながらオープンしているのが、ありがたい!朝と昼の間という微妙な時間帯でしたが、朝食メニューがまだ注文できたのでパンケーキとエッグマフィン、そしてたっぷりの紅茶を。ロンドンのカフェは紅茶を頼むとほとんどポットで出てくるから嬉しい限り。飲みすぎちゃうのが難だけれど。

Bill's Soho
6-44 Brewer St, London, W1F 9TB

リバティにチラッと寄り道して、本日のメインイベント、ハリーポッターと呪いの子の観劇へ。英語が中学生レベルな私は、あらかじめ日本語で本を読んであらすじを把握しておきました。(ハリー・ポッターシリーズは、小学校5年生の時に読み始めて以来最後までバッチリ読んでいるし、映画も何度も観るくらい好きな物語。呪いの子の本もすごく面白かった!)ストーリーはわかっていても、特に会話の部分はだめですね。全然分からなくて眠気との戦いでした。14時〜と17時〜からの2部構成で間に2時間の休憩が入りますが、2部はもう戦うことを諦めて夢の世界へ。パフォーマンス部分はすごく凝っていて、分からないなりにも楽しめるシーンはたくさんあったので、観れてよかったなと思います。理解できたほうが百倍楽しめそうですけどね。