ロンドンその1 オイスターカード

フィンエアーのサイトからに飛行機のチケットを取ったにも関わらず、出発予定日の名古屋便がなかったのか、成田経由ブリティッシュエアウェイズでのイギリス行きとなった今回の旅。オンラインチェックインの時間をすっかり忘れていたので気づいた時にはほとんど空いていなかったけど、私の席の両隣がカップルで通路側の席と代わってもらえました。飛行機の中では、本を一冊と映画を一本、あとは寝て過ごしましたが、12時間はなかなか長く最後の3時間がきつかった。そう思うとフィンランド経由でヨーロッパに行くのはやはり楽です。9時間で一度飛行機を降りることができますから。

ヒースローに無事到着し、まずはチューブに乗るために、ロンドンの交通系ICオイスターカードにお金をチャージしに行きます。オイスターカード自体は持っていたので、チャージのみでOK。なぜカードを持っていたかと言いますと、前回のロンドン旅行時、高校の同級生との再開にテンションが上がり飛行機の時間ギリギリまで話し込んでしまった上に、地下鉄のアナウンスの意味がわからず、乗り換えが必要と勘違いし途中下車。次の電車がくるまで待っていたら、搭乗時間ギリギリになってしまったのです。空港内を駆け抜けなんとか飛行機には間に合ったのですが、オイスターカードを払い戻す時間なんてこれっぽっちもありませんでした。そんなわけで、捨てるのもなんだかなあと思い、かれこれ6年以上パスポートケースの中で眠っていたわけです。さすがに中に入っているお金は消化されているのかなと思って、チャージの機械に持っていったら£9.3残っていたので、何年経ってもチャージした分はキープされるようです。ラッキー。

前回の滞在時にも感じたけれど、ロンドンの地下鉄は狭い。ピカデリーラインは地下道が特に小さいらしく、乗客はみんな窮屈そう。背の高い人が多いので余計そう見えます。更にロンドンの地下鉄はほぼ圏外。調べ物もできないし、地下なので外の景色を眺めることも勿論できません。やることがないので暇ではあったのですが、ペンを£1で売りに来る人が現れたり、突然大音量で音楽を流しだす人がいたり、なかなか刺激的な時間でもありました。

そんなこんなで1時間ほど電車に揺られて目的地に到着し、妹と再会。そのまま寮へ荷物を置きに行き、スーパーマーケットに夕ご飯を買いに行きました。大晦日だったためどこも閉店間際。なぜか飛行機に乗っている時からカレーが食べたい気持ちが高まっていて、チルドのチキンカレーを選び購入しました。ロンドンのスーパーはセルフレジがメインで、英語ができなくても簡単です。しかも、クレジットカードによっては3000円以内の買い物だと機械にタッチするだけで、ピンコードも必要なく、ストレスフリーでした。日本だと電子マネーの種類が多いからか、どれを使うか申告しないといけなかったり、クレジットカードやデビットカード払いでもサインが必要だったりちょっと面倒くさい。キャッシュレス化が進んでいるといっても、まだまだ便利とは程遠いなあと感じます。到着が夕方だったので、その日は特に何もせず、ご飯を食べて翌日以降の予定を決めて終わりました。

そう、今回の旅では2カ国行くということで、ThreeのSIMをアマゾンであらかじめ買って持って行きました。現地でそれぞれ買うのも面倒なので良い選択だったと思います。イギリスの会社のSIMですが、フィンランドでも問題なく使えます。ただ、移動後APNの接続をthree.co.ukに変更し、ローミングをオンにする必要はありますが。私はこの設定がよくわからなくて、少し手間取りました。私はヘルシンキで借りる予定の部屋にWifiがないとのことだったので、かなり大容量の12Gを買ってみたのですが、結果的にほとんど使わず11G近く残っていました。

多分10日くらいなら3Gほどあれば大丈夫だし、もしフィンランドにだけ行くのであれば、現地のキオスキでフィンランドの会社のSIMを買った方が簡単で断然安いのでその方法もお勧め。数日の旅行なら€10しないくらいで購入できます。