ハカニエミのコーヒーテント[FINLAND TRIP DAY2]

朝はゆっくりめに起きたので、コーヒーを入れ、ライ麦パンのサンドウィッチを作り朝食にしました。食後に、Osmo Pocketで撮った動画をチェックしていたらどうもおかしい。ヘルシンキに着いてからの動画が全てガクガクしている。やっぱり空港で落としたことが原因で壊れたらしい。割と壊れやすいと聞いていたけど、まさか初日に壊すとは・・・。この旅行のために買ったカメラだったので結構ショックだったけど、仕方ないので諦めて写真をたくさん撮ることにしました。そして、到着初日に接続できなかったHSL(ヘルシンキ市交通局)のアプリがやっとのことで使えるようになったので、地下鉄で一駅のハカニニエミへ。

ハカニエミの駅に着き、以前出張の時に何度か来たコーヒーテントへ向かい中を覗いてみたら、お客さんでいっぱい。見るからに常連客だらけで少し緊張したけれど、奥の方に空いているテーブルがあったので、シナモンロールとコーヒーを注文して席へ。職場の上司と仲がいい店主に話しかけ、最近の会社の話とか次の出張はいつかなど世間話なんかをして、シナモンロールを頬張っていたら、店主に「今日は忙しいの?」と聞かれる。「ううん」と答えたら、もうすぐハッリ・コスキネンが来るから待ってたら会えるよと。え〜。まじっすか。と思いながらせっかくなので待つことにしました。その間もテントには続々とお客さんが入ってきてあっという間に満席に。フィンランド人の老夫婦に相席いい?と聞かれて一緒にコーヒーを飲んでいたら、さらに常連客であろうマダムも相席になり、店主が私のことを軽く紹介してくれたので、いつの間にやら会話に参加することになったのですがマダムが早口すぎて大半わからず。でも、老夫婦がこの店はEläkeläinen(退職者)のお客が多いんだよと教えてくれました。なるほど。平日の午前中なのに満席なのはそういうことか。「ハッリが来たよ」と店主から声をかけられたので相席していた方々にさよならを言い、ハッリとも少し話してコーヒーテントを出ました。

改修工事が終わったばかりのハカニエミ屋内市場をぐるっと一周して、トラムに乗り込みフィンランドに旅行で訪れると必ず立ち寄るデザインミュージアムへ。1階はフィンランドデザインをまとめた常設展、2階は企画展。この時はマリメッコにもデザイン提供をしているフィンランド人アーティストKustaa Saksiの展示をやっていました。見上げるほど大きなテキスタイルの数々は、どれも本当に美しくて見惚れてしまった。フィンランドの美術館は展示方法も素晴らしいところばかりで、説明が読めなくても楽しめることが多いです。

美術館を後にし、フレドリキン通り沿いの古着屋を何軒か見に行くことにしました。というのも、フィンランドに来てから曇り空で風が強い日が続いていて、持ってきていた服だけではどうにも寒く軽いアウターが欲しかったから。ただ防寒できればいいのだけれど、せっかくなのでフィンランドメーカーで手頃なものをと探していたら、セカンドハンドショップのUFFでLuhtaというスポーツウェアブランドの黒いアウターを見つけ購入。28€でした。安い!と思って買ったけれど、この時の為替は1ユーロ=約155円。円安を実感し、この後から日本円に換算することをやめました。

アパートへ帰る途中にカイサニエミにあるTokmanni(トクマンニ)というホームセンターに寄って少し買い物をして、部屋でのんびり過ごしていたら、ヘルシンキに来ることを連絡していた友人から、「今日会議がなくなったから、会えるよー」とメッセージが来たので、昨日強風のため断念したCafe Regattaで待ち合わせてお茶をすることにしました。写真を撮ったのが18時半ごろ。まだまだ明るいです。

Design museo
Korkeavuorenkatu 23,Helsinki

Cafe Regatta
Merikannontie 8,Helsinki