LINEスタンプ第二弾を作る

休み中に作ったフィンランド語のLINEスタンプの審査が通り、販売を開始しました。第一段を作ったのは5年前。フィンランドから帰ってきて仕事もなく暇だった時に、ちょうどLINEで申請が通れば誰でも販売できるクリエイターズ スタンプが始まったので、面白そう!とすぐに飛びつきました。当時はスタンプの種類を固定で40個作らなくてはいけなくて、アイデア出しも制作自体もなかなか苦労したし、サービスが始まったばかりで申請から販売開始まで半年くらいかかったんです。フィンランド語なんて超マイナー言語ですから、時間がかかるのも当然だと思うのですが、今回は申請から販売までたったの1週間。遅延が出ているというお知らせも出ていたのでちょっとびっくりです。

iPhoneSEの画面を豪快に割ってしまったので、iPhoneSE2020を買ったばかり。

さて、なぜ手間がかかるLINEスタンプを再び作ろうと思ったかというと、去年か一昨年の冬、関西時代のフィンランド語の先生一家に会いに行ったのですが、ちょうどその日がクリスマス礼拝で。久しぶりに会った知り合いに、あなたが作ったスタンプを愛用してるから第二弾を作って欲しい!とリクエストされました。その時はまた40個考えるのはなかなかハードルが高いなあと思っていたのですが、実際に使ってくれている人がいるのは嬉しくて、ずっと心に残っていたのです。

連休はほとんど家から出られないことが確定、何をしようかと色々考えていた時にこのやりとりを思い出し、やることリストのひとつに密かにLINEスタンプ作りも入れていたのです。(本当に取り掛かるかわからなかったので、ブログには書かなかった)そんなこんなで、久しぶりにクリエイターズ マーケットを覗いてみたら、フィンランド語のスタンプ、すごく増えている。"フィンランド語" で検索したら36個も出てきました。他の北欧語も検索してみたのですが、フィンランド語が一番多くてびっくり。

さらに、制作のガイドラインを読んでいたら、昔は40個必要だったデザインも8個/16個/24個/ 32個/40個から選べることが判明。なので、まずは自分が欲しいスタンプをザーッと下書きしてそれに近い数に調整することにしました。10個くらいはすぐにできるんですが、そのあとがナカナカ難しい。きっと使うのは日本人だし、表情だけのスタンプが多い方がいいのかな、なんて考えているときに思い出したのが、クリエイターズ マーケットの管理画面からどのスタンプがよく使われているのかを国別にチェックできるということ。今月も使ってくれている人結構いるな〜と感動していたのも束の間、気がつきました。日本ではほんとんど使われていないということに。スタンプ別にどれくらい送信されたか、受信されたかが見れるのですが、多くても30回ちょっと。しかしながら、なんと、フィンランドでは多くて200回以上使われてるスタンプもありました。これは予想外すぎる展開。しかも断トツで使われているのが"Niin" 。それなら、と文字なしイラストは少なめにして、フィンランド語話者がよく使う超万能言葉"No niin"を入れておきました。わりとなんでも使える言葉だから表情に困ったけど。

そんなこんなで出来上がりました、LINEスタンプ第二段。メリさんのフィンランド語です。裏設定としては第一段のキャラクターヴィッレおじさんの姪っ子です。全16種類。数は少ないのですが、価格は120円以下に設定できなかったので前回と同じになってしまいました。興味がある方は下のリンクからチェックしてみてください。